水溶性ビタミンの一種の葉酸の効果

妊婦さんに必要な栄養素…として耳にすることが多い葉酸ですが、そもそも葉酸とはどのような栄養素なのでしょうか。
葉酸は、ビタミンM・ビタミンB9とも呼ばれ、水溶性ビタミン群の一つに分類されています。葉酸って、ビタミンの一つだったんですね。

 

どうして妊婦さんに葉酸が必要なのでしょうか。

 

葉酸は細胞の伝達情報が集合しているDNAを合成するために必要で、DNAの合成が正常に行われることで赤ちゃんが十分に成長していきます。

 

特に赤ちゃんの脳や神経が作られる妊娠3か月までの期間に葉酸が不足してしまうと、脳や神経の先天性異常や障害のリスクが高まるといわれており、若い女性や妊娠の可能性がある女性は、日頃から葉酸の摂取を意識した方がよさそうです。

 

妊娠に関係のない人にとって、葉酸はあまり意識しなくてよい存在なのか?

 

実は、妊婦さんではなくても葉酸は必要なのです。

 

例えば、よくお酒を飲む人。お酒を飲むと、ホモシステインという物質の血中濃度が上昇し、心臓病のリスクが高まります。

 

でも葉酸にはこのホモシステインの上昇を抑え、心臓病発症のリスクを抑える働きがあるのです。摂取することで、飲酒による動脈硬化の促進を抑えることができる葉酸。老若男女問わず、とても身近で大切な栄養素ですね。

 

また、葉酸とビタミンBを多量に摂取しながらアルコールを1日1杯飲んだ場合、心臓発作の危険性が75%も低下したとの研究結果も一部では報告されています。

 

それから、喫煙することでも葉酸は破壊されてしまうので、普段たくさんタバコを吸っている…という人も注意が必要です。

 

ピルを服用中の女性も葉酸の摂取が必要

 

葉酸は、私たちの普段の食生活の中で腸内細菌が合成してくれているのですが、ピルを服用すると、腸管から葉酸を吸収しにくくなります。やはり、いつも以上に葉酸を摂取した方がよいといえるでしょう。

 

葉酸多く含む食品は主に、レバー・緑黄色野菜・果物です。
できるだけバランスの良い食生活を送り、難しいときにはサプリメントなどで補いながら、必要な葉酸を摂取したいですね。